タイトル | : 0.9.30をアップしておきました。 |
投稿日 | : 2009/02/11(Wed) 06:45 |
投稿者 | : おやじ |
> 時間許されますときに0.9.30の日本語化をお願いできましたらと存じます。
> よろしくお願いします。
0.9.30をアップしておきました。
今回は、SSLのシャットダウン通知が極まれに送られないというバグ対処のみなので、そもそもFilezilla ClientでFTPS接続(FTPES-明示的なTLS/SSL上のFTP)を使用していなければ、関係ないと思われます。元々は、FTPS接続の問題対処をした際にミスがあったということと思います。
Filezilla Clientの3.1.0以降にすると、FTPS接続で下記のようなエラーが出て接続できない問題が発生することがあります。
Status: Server did not properly shut down TLS connection
Error: Could not read from transfer socket: ECONNABORTED - Connection aborted
これは、Filezilla Clientが「サーバがSSL/TLSをシャットダウンしないでデータコネクションの接続を閉じるのは、仕様違反(RFC 4346)である。」とのことでこのようなケースで切断する仕様に変更したためのようです。いろいろ議論はあったようですが、結果的にサーバ側が対処することになったようで、主要なサーバの対処状況は以下のとおりです。(サーバのバージョンを上げられない環境で Filezilla Clientを使用する場合は、Filezilla Clientは古いバージョンを使用する以外に手はないです。)
ProFTPD >=1.3.2rc2(1.3.2rc2はSUSE11.1やCentOS5.2ではパッチを当てないとRPMが作成できない)
vsftpd >=2.0.7
FileZilla Server >=0.9.27
Xlight FTP Server >=3.0