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作成日:2008年08月20日 作成:おやじ
掲示板で過去に質問された内容です。

No.7657 postfixの自動アップデートで


No.7657 投稿時間:2008年08月20日(Wed) 03:38 投稿者名:HAsh URL:
タイトル:postfixの自動アップデートで

はじめまして。
いつもおやじさんのサイトを参考にさせていただいてます。

1年ほど前、CentOS 5.2に、
postfix 2.3.3-2 + SASL2 + MySQL + postfixadmin+ amavis + ClamAV + Spamassassin
という構成でメールサーバを構築し、運用していました。

しかし、数日前からメールの受信(STMPサーバのメール受け取り)/送信ができなくなり、
原因を調べていたところ、yumでの8/15のpostfix 2.3.3-2.1の自動アップデートが行われてから
調子が悪くなったようです。

/etc/postfixのmaster.cfの更新タイムスタンプもアップデートの日付になったので、
master.cfも書き換えられたのかもしれません。
(恥ずかしながら、バックアップを取ってませんでした。)


service postfix startでエラーなしでサービス起動しますが、
ThunderbirdでSMTPサーバから送信しようとすると、接続はするものの、
そこで固まってしまいタイムアウトとなってしまいます。
TELNETでは接続中...のままになります。

サーバのnetstatで見たところ、LISTENはしているようです。


maillogは、正常のころは
Aug 10 04:03:42 server01 postfix/tlsmgr[18367]: fatal: unsupported transport type: fifo
だったものが、
Aug 17 04:02:43 server01 postfix/smtpd[4676]: fatal: unsupported dictionary type: mysql
のように変わりました。


設定に関しましては、こちらのサイトのものを参考にしながら行ったので、
ほとんど同じですが、一応書いたほうが良いでしょうか?

荒っぽい文章で恐縮ですが、ご教示宜しくお願い致します。


No.7658 投稿時間:2008年08月20日(Wed) 21:08 投稿者名:おやじ URL:
タイトル:RPMを作り直せばいいいのでは?

> 1年ほど前、CentOS 5.2に、
> postfix 2.3.3-2 + SASL2 + MySQL + postfixadmin+ amavis + ClamAV + Spamassassin
> という構成でメールサーバを構築し、運用していました。
>
> しかし、数日前からメールの受信(STMPサーバのメール受け取り)/送信ができなくなり、
> 原因を調べていたところ、yumでの8/15のpostfix 2.3.3-2.1の自動アップデートが行われてから
> 調子が悪くなったようです。

上記のとおりで動かしていたならpostfixのRPMを標準のSRPMを使用してremakeしているはずなので、yumの対象から除外しておかないと今回のように更新されて思わぬことが発生してしまいますよね。
postfixをyumの更新対象から外すには、/etc/yum.conf に下記の行を追記してください。

exclude=postfix*

> /etc/postfixのmaster.cfの更新タイムスタンプもアップデートの日付になったので、
> master.cfも書き換えられたのかもしれません。
> (恥ずかしながら、バックアップを取ってませんでした。)

これは、noreplaceになっているので書き換えられることはないはずなので、中身をみれば変わっていないと思います。

> service postfix startでエラーなしでサービス起動しますが、
> ThunderbirdでSMTPサーバから送信しようとすると、接続はするものの、
> そこで固まってしまいタイムアウトとなってしまいます。
> TELNETでは接続中...のままになります。
>
> サーバのnetstatで見たところ、LISTENはしているようです。
>
>
> maillogは、正常のころは
> Aug 10 04:03:42 server01 postfix/tlsmgr[18367]: fatal: unsupported transport type: fifo
> だったものが、

正常のころにでていたエラーとして「fatal: unsupported transport type: fifo」と書かれていますが、fatalでがでていて正常はないのでは?
コンテンツにも書いてあるとおり、typeがunixになっていないからです。

# tlsmgrはpostfix-2.2系以降、typeがunixに変更になっているので2.2系以降の場合は
# 上記ではなく、下記のデフォルトのままコメントを外すこと。
#tlsmgr unix - - n 1000? 1 tlsmgr


> Aug 17 04:02:43 server01 postfix/smtpd[4676]: fatal: unsupported dictionary type: mysql
> のように変わりました。

ここで、エラーの内容からピンときたと思いますが、CentOS5.2のpostfixはもともとmysql対応になっていないので、上記のエラーが出ているのだと思います。
従って、以前やったようにmysql対応のpostfixをremakeして強制インストールすれば元に戻ると思います。


No.7659 投稿時間:2008年08月21日(Thu) 05:48 投稿者名:stranger URL:
タイトル:Re: postfixの自動アップデートで

> はじめまして。
> いつもおやじさんのサイトを参考にさせていただいてます。
>
> 1年ほど前、CentOS 5.2に、
> postfix 2.3.3-2 + SASL2 + MySQL + postfixadmin+ amavis + ClamAV + Spamassassin
> という構成でメールサーバを構築し、運用していました。
>
> しかし、数日前からメールの受信(STMPサーバのメール受け取り)/送信ができなくなり、
> 原因を調べていたところ、yumでの8/15のpostfix 2.3.3-2.1の自動アップデートが行われてから
> 調子が悪くなったようです。
>
service postfix status でpostfixが起動しているか確認
または ps axwu | grep postfix
service mysql status でmysqlが起動しているか確認
または ps axwu | grep mysql
ldconfig -p | grep mysql でライブラリがキャッシュされているか確認
postconf -m でmysqlがサポートされているか確認
postconf | grep mysql で何にmysqlを使っているか確認
実際にメールを送信した場合のエラーログは?


No.7664 投稿時間:2008年08月22日(Fri) 20:08 投稿者名:HAsh URL:
タイトル:解決しました

おやじさま、strangerさまのアドバイスで解決いたしました。

postfixのSRPMを取ってきて、postfix.specの
%define MYSQL 0

%define MYSQL 1
にかえてbuildしてインストールしたら正常に動作しました。
fatalエラーも消えました。

環境を構築した際にpostfixを標準のパッケージでインストールしたものと勘違いしていて、
設定だけ必死にいじってました・・・。
こんな単純なことに気がつかなかったのが恥ずかしいです。

本当にありがとうございました。


No.7666 投稿時間:2008年08月24日(Sun) 00:33 投稿者名:おやじ URL:
タイトル:おやじは歳で最近物忘れが激しくなってきています。

> postfixのSRPMを取ってきて、postfix.specの
> %define MYSQL 0
> を
> %define MYSQL 1
> にかえてbuildしてインストールしたら正常に動作しました。
> fatalエラーも消えました。
>
> 環境を構築した際にpostfixを標準のパッケージでインストールしたものと勘違いしていて、
> 設定だけ必死にいじってました・・・。
> こんな単純なことに気がつかなかったのが恥ずかしいです。

 人間の記憶なんてかなりいい加減です。おやじは歳で最近物忘れが激しくなってきています。
 実は、バックアップサーバでおやじもCentOS5.2を動かし始めているところです。
 長いことSuSEを使ってきましたが、回転の早さと独自路線がきつすぎて周りがついていけなくなってきている(ProftpdはSPECファイルを完全オリジナルで作成しないとRPMが作成できない)ことから、CentOSに乗り換えるつもりではじめています。
 その出鼻をくじくかのように、おととい、バックアップサーバがコンパイル中に突然電源が落ちてしまい、何事かと入れ直したら正常に起動したので再度はじめたらすぐに落ちてしまいました。
 何事かとケースを開けて中を見てビックリ!! 何気にCPUファンが傾いているような?そうです、リテンションキットのつめが折れてCPUファンが外れていたのです。昔のCPUなら完全に焼き鳥になっていたのでしょうが、最近のものはストレスはかかったでしょうが低消費電力なので持ちこたえたようです。
 昨日会社帰りにアキバでリテンションキットを買ってきて、交換したところ無事復旧しました。オリジナルのリテンションキットの外し方がグッグっても的確な情報がなく、チョット手間取りましたが、昔、車の内張りを剥がすときの似たような構造を思い出し、裏からマイナスドライバでチョンと押したらいとも簡単に外せました。無理やりこじって剥がそうかとも思ったのですが、マザボは本体を傷つけてしまったかもしれず、じっくり考えてやらなくて正解でした。



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