Active Perlのインストール(Windows Vista編)

Windows Vista環境でApacheを動作させるためにCGIは必須なのでActive Perlをインストールしました。 UAC周り以外は、他のWindows XP等でも同様ですので、参考にしてください。。

■Active Perlのインストール

以下の手順で、Perl をインストールします。、さて、このままでは、CGIが動きません。CGIを動かすため、Perlをインストールします。

Active Perl をこちらから適当なフォルダ(ここでは、D:\work とします)にダウンロードします。
おやじがダウンロードしたのは、以下のファイルです。

　・ ActivePerl-5.8.8.822-MSWin32-x86-280952.msi
「スタート」->「すべてのプログラム」->「アクセサリ」でメニューを開き、「コマンドプロンプト」の上で右クリックし、「管理者として実行」を選択する。
「ユーザーアカウント制御」の警告が出るので、「続行」をクリックする。
コマンドプロンプトで、下記にようにダウンロードしたmsiバイナリを指定してインストールする。下記は、 D:\work にダウンロードした場合の例である。

C:\Windows\system32>msiexec.exe /i D:\work\ActivePerl-5.8.8.822-MSWin32-x86-280952.msi
インストールウィザードの画面が開くので、「Next」をクリックする。
ライセンス認証画面が開くので内容を確認し、「I accept the team ・・・」を選択して「Next」をクリックする。
インストールする機能とパスの選択画面が開くので、「Ｂｒｏwse」をクリックしてインストールパスを変更する。
これは、一般に提供されているCGIスクリプトの多くが、下記のようにPerlへのパスを指定しているからです。

　　　・　#! /usr/local/bin/perl
　　　・　#!/usr/bin/perl

おやじは自分が使用しているLinuxの環境に合わせて、2番目の設定にあわせました。
下段の Folder name で、インストールするフォルダ名を変更( C:\usr\ )し、「OK」をクリックする。
指定した内容に誤りがなければ、「Next」をクリックする。
セットアップオプションの選択画面が出るが、そのまま「Next」をクリックする。
インストールを開始するため、「Install」をクリックする。
インストールが完了したら、「Finish」をクリックする。
以上で、インストールは完了である。

■Active Perlの動作確認

ここで、Perlが正常にインストールできたか確認します。

スタートメニューからコマンドプロンプトを起動。

コマンドプロンプトで、「 perl -v 」と入力して、

C:\Windows\system32>perl -v

This is perl, v5.8.6 built for MSWin32-x86-multi-thread
(with 3 registered patches, see perl -V for more detail)

Copyright 1987-2004, Larry Wall

Binary build 811 provided by ActiveState Corp. http://www.ActiveState.com
ActiveState is a division of Sophos.
Built Dec 13 2004 09:52:01

Perl may be copied only under the terms of either the Artistic License or the
GNU General Public License, which may be found in the Perl 5 source kit.

Complete documentation for Perl, including FAQ lists, should be found on
this system using `man perl' or `perldoc perl'. If you have access to the
Internet, point your browser at http://www.perl.org/, the Perl Home Page.

と表示されれば、成功です。

■パッケージのインストール

上記でインストールされるのは、基本的なパッケージだけです。Perlにはいろいろなパッケージがあり、必要に応じてインストールして利用できます。ここでは一例として、日本語のコード変換等でよく利用される「Jcode 」をインストールする方法を紹介します。本操作には、PPM (Perl Package Manager)を使用します。

Active Perl のインストール時と同様に、管理者権限でコマンドプロンプトを起動する。
コマンドプロンプトで、「 ppm 」と入力するすると、PPMの画面が開く。

C:\Windows\system32>ppm
初期画面ではインストール済みのパッケージを表示するようになっているので、「View」の「All Packages」を選択して、利用可能な全てのパッケージを表示する。
利用可能なパッケージが全て表示されるので、インストールしたいパッケージ(今回はJcode)の上で右クリックすると、インストールメニューが出るのでクリックする。他にもインストールしたい場合は、同様の操作を繰り返す。
（インストール済みパッケージを削除する場合も同様の操作でできる）
インストールパッケージの選択が終了したら、「File」の中の「Run Marked Actions」を選択する。
実行する内容の確認ダイアログが表示されるので、内容を確認し、「OK」をクリックする。これにより選択した動作が実行される。

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