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作成日:2007年04月06日 作成:おやじ
掲示板で過去に質問された内容です。

No.6845 maia-1.0.2について


No.6845 投稿時間:2007年04月06日(Fri) 01:15 投稿者名:inepee URL:
タイトル:maia-1.0.2について

maia-1.0.2へ移行して1ヶ月ほどたちますが、何点か気がついたところを報告させていただきます。

○Apacheエラーログに以下の内容がたびたび記録されます。
Undefined variable: display_language at /var/www/html/mail/cache.php line [515]
Undefined variable: resent at /var/www/html/mail/cache.php line [329]

cache.phpを以下の通り修正しました。
この修正は前後の類似点や他モジュールを参考にしたもので公式ではありません。

246行目付近
function confirm_cache($euid) {
$message = "";
$confirmed = 0;
$reported = 0;
$deleted = 0;
$resent = 0; ← 挿入
$rescued = 0;

339行目付近
function render($euid) {
global $lang, $sid, $msid, $html_charset, $offset, $message;
↓ 最後に追加
global $lang, $sid, $msid, $html_charset, $offset, $message, $display_language;
$magic_quotes = get_magic_quotes_gpc();

$display_languageはパッチによる追加部分の影響と思います。

○スコア0の別問題
添付ファイルがある程度大きくなるとスコアが0になる現象があります。
Amavisdのログを詳細にしてテストしたところ以下のような部分を見つけました。

spam_scan: not wasting time on SA, message longer than 262144 bytes: 788+606523

この262144はamavisd.confの「$sa_mail_body_size_limit = 256*1024; # don't waste time on SA if mail is larger」に
合致していたので、10*1024*1024に変更してテストしたところスコア0は回避できました。ただし、適切かは不明です。

○PHPメモリエラーについて
メールサイズリミットを10Mにしている関係で、添付ファイルの大きさが数Mになると設定で16Mでもメモリ不足エラーになりました。
.htaccessに「php_value memory_limit -1」を加えて無制限にしています。これも適切かは不明です。


No.6848 投稿時間:2007年04月06日(Fri) 18:20 投稿者名:おやじ URL:
タイトル:情報ありがとうございます。修正しました。

情報ありがとうございます。

> ○Apacheエラーログに以下の内容がたびたび記録されます。
> Undefined variable: display_language at /var/www/html/mail/cache.php line [515]
> Undefined variable: resent at /var/www/html/mail/cache.php line [329]
>
> cache.phpを以下の通り修正しました。
> この修正は前後の類似点や他モジュールを参考にしたもので公式ではありません。
>
> 246行目付近
> function confirm_cache($euid) {
> $message = "";
> $confirmed = 0;
> $reported = 0;
> $deleted = 0;
> $resent = 0; ← 挿入
> $rescued = 0;
>
> 339行目付近
> function render($euid) {
> global $lang, $sid, $msid, $html_charset, $offset, $message;
> ↓ 最後に追加
> global $lang, $sid, $msid, $html_charset, $offset, $message, $display_language;
> $magic_quotes = get_magic_quotes_gpc();
>
> $display_languageはパッチによる追加部分の影響と思います。

おやじの環境(SuSE9.3/10.2, CentOS4.4)ではエラーが出ない(phpの設定? E_ALLにしているのですが・・・)ので、気がつきませんでした。
resentのほうは、maiaでticketがでていますが、svnリポリトジもまだ変更されていませんね。1.0.3でfixされるようです。
$display_languageはおっしゃるとおりです。これもエラーが出ていませんでした。
修正版をアップしておきました。本文の修正と新パッチ(上記とリンクアドレスの修正を含むパッチ。20070406-maia-1.0.2-japanese.patch)です。

下記の2つはメールサイズに依存する話ですが、この対処は好ましくないとおやじは考えます。

> ○スコア0の別問題
> 添付ファイルがある程度大きくなるとスコアが0になる現象があります。
> Amavisdのログを詳細にしてテストしたところ以下のような部分を見つけました。
>
> spam_scan: not wasting time on SA, message longer than 262144 bytes: 788+606523
>
> この262144はamavisd.confの「$sa_mail_body_size_limit = 256*1024; # don't waste time on SA if mail is larger」に
> 合致していたので、10*1024*1024に変更してテストしたところスコア0は回避できました。ただし、適切かは不明です。

一般的に、スパムやウイルスのメールサイズはさほど大きなものではありません。
従って、ある程度のサイズ以上のものは検査しないというのが一般的な考えです。
何故なら、このようなサイズ大きなメールを検査するとそれに処理をとられてしまい、検査すべきメールがスルーしたり、大きなメールを大量受信するとサーバが過負荷になってしまいます。
なお、Maiaの「システム設定」で「チェック対象のメールサイズ上限(バイト) 」がデフォルトで5MByteになっていますのでこれを$sa_mail_body_size_limit以下にして、「超過サイズのメール」は受信するにすればよいと思います。
ただ、このままでは、大量メールを受信すると問題なので、quotaで全体の制限をしておくことを薦めます。

> ○PHPメモリエラーについて
> メールサイズリミットを10Mにしている関係で、添付ファイルの大きさが数Mになると設定で16Mでもメモリ不足エラーになりました。
> .htaccessに「php_value memory_limit -1」を加えて無制限にしています。これも適切かは不明です。

上記のように検査サイズを絞ることで、この変更も不要と考えます。


No.6851 投稿時間:2007年04月06日(Fri) 21:39 投稿者名:inepee URL:
タイトル:Re: 情報ありがとうございます。修正しました。

> 情報ありがとうございます。

素早い回答と対応ありがとうございます。
本家にTicketがあがっているのは私も確認しています。

これ以外に、PerlのモジュールでもIndex関係でエラーが出るときがありますが出るタイミングがつかめずもう少し探ってみます。

> 下記の2つはメールサイズに依存する話ですが、この対処は好ましくないとおやじは考えます。
> > ○スコア0の別問題

アドバイスありがとうございます。確かに1Mを超えるようなSPAMは見かけないですよね。バランスがとれるようにパラメータを検討してみます。

> > ○PHPメモリエラーについて

こちらは言葉が足りませんでした。各パラメータがデフォルト状態で数Mの添付ファイルがあるメールをMaiaで確認するときに404ページが見つかりませんエラーになりました。PHP設定の変更後、メモリリークなどがないかは確認しましたが大丈夫なようです。

しかし、アドバイスの通り全体のパラメータを見直した上で16Mとかに再度設定して試してみます。



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